介護給付 |
介護保険における要介護認定を受けた被保険者(要介護者)に対する保健給付。 |
介護認定審査会 |
介護保険制度において要介護認定・要支援認定の審査判定業務を行うために市町村が設置する機関。 |
介護保険施設 |
介護保険法による施設サービスを行う施設で、都道府県知事の指定が必要である。
介護保険施設には
1、指定介護老人福祉施設
2、介護老人保険施設、
3、指定介護療養型医療施設
の3種類があり、施設サービス計画に基き必要な介護及び日常生活の世話を行う。 |
介護保険制度 |
介護保険は、加齢に伴って体の機能の衰え、日常生活に支障が生じた人に、介護サービスを支給する新たな社会保険制度(平成12年4月より実施)。 |
介護マンパワー |
ホームヘルパー等の要介護者に対して専門的知識と技術をもって相談指導を行ったり、食事・排泄・入浴等の介護サービスを行う人々。 |
介護老人保健施設 |
介護保険法による介護保険施設の一種。病状が安定期にある要介護者に対し、施設サービス計画に基いて、看護や医学的管理下における介護、機能訓練、日常生活上の世話などを行う施設として、都道府県知事の許可を受けたもの。
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ガイドヘルパー |
身体障害者ホームヘルプサービス事業において、外出時の移動の介護等外出時の付き添いを専門に行うヘルパー。 |
簡易浴槽 |
寝たきり高齢者等、入浴に介助が必要で自宅浴槽では対応できない人のための浴槽。巡回入浴車積載の移動浴槽や、折り畳み式、分割式エアポンプで膨らませるビニール製等があり、組み立てて使用する。 |
機械浴 |
特別養護老人ホームや身体障害者施設に設置された重度障害者用入浴機器を利用した入浴。 |
義肢 |
両手両足の欠損部分に装着し、人工的に補てんするための器具。 |
ギャッチベッド |
ベッドの上半分あるいは下半分が手動又は電動で簡単に自由に上げ下げできるベッド。 |
仰臥位 |
あおむけのこと |
クオリティ・オブ・ライフ(QOL ) |
「生活の質」、「人生の質」、「生命の質」などと訳される。病気を治しても治療の副作用でハンディキャップを残すとその後の生活に様々な支障を来す事になる。抗癌剤の副作用で腎臓や肝臓などの内臓に障害が残ったり、手術による傷痕などがあると,QOLは低下する事になる。
最近では病気が治った後はできるかぎり普通の生活に戻れるように考慮した治療を選択するようになっている。これをQOLを考えた治療という。 |
グループホーム |
地域社会の中にある住宅(アパート、マンション、一戸建て等)において、数人の障害者等が一定の経済的負担を負って共同生活をする形態。同居あるいは近隣に居住している専任の世話人により食事の提供、相談その他の日常的生活援助が行われる。
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ケアカンファレンス |
事例の援助過程において、的確な援助を行うために援助に携わる者が集まり、討議する会議のこと。 |
ケアハウス |
老人福祉法に規定する経費老人ホームの一種。
60歳以上の配偶者を有する物で、身体機能の低下または高齢者のため独立して生活するには不安があ方が自立した生活を継続できるよう構造や設備の面で工夫された施設。全室個室化されていること、車いすの利用が可能であることなど、プライバシーや自立した生活を尊重した構造となっている。
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ケアプラン |
個々のニーズに合わせた適切な保険・医療・福祉サービスが提供されるように、ケアマネージャーを中心に作成される介護計画のこと。 |
ケアマネージャー |
援助のすべての過程において、利用者と社会資源の結び付けや関係機関・施設との連携など、生活困難な利用者が必要とする保険・医療・福祉サービスの調整を図る(ケアマネジメント)役割をもつ援助者のこと。 |
ケアマネジメント |
生活困難な状態になり援助を必要とする利用者が、迅速かつ効果的に必要とされるすべての保険・医療・福祉サービスを受けられるように調整することを目的とした援助展開の方法。 |
経費老人ホーム |
老人福祉法に基づく老人福祉施設の一種。無料または低額な料金で高齢者を入所させ、食事の提供その他日常生活上必要な便宜を供与することを目的とする入所施設。利用の方法は利用者と施設長との契約による。
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ケーススタディ |
社会福祉援助においては、サービス利用者の問題や性質が、援助過程でどのように対処されたかを観察・分析することで、援助方法の一般性を研究しようとするもの。 |
ケースワーカー |
社会生活の中で困難や問題をかかえ、専門的な援助を必要としている人に対して、社会福祉の立場から、個別事情に即して課題の解決や緩和のために助言、支援する援助者のこと。 |
交感神経 |
血管を収縮させるだけでなく、身体全体を緊張、あるいは興奮状態にする自律神経。 |
後期高齢者 |
75歳以上を後期高齢者(オールド・オールド)という。
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公的扶助 |
保険料等の負担を必要とせず、国または地方公共団体がすべて公費により行う公的救済のこと。
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高福祉・高負担 |
国民の福祉を充実するためには、国民の税等の負担が高くなるのが必然であるという考え方。 |
高齢社会 |
総人口に対して高齢者(65歳以上の方)の割合が高くなっている社会をいう。
国際連合の分類では65歳以上人口の比が7%を越えた社会を「高齢化した社会」としている。 |
高齢者世帯 |
65歳以上の者のみで構成されるか、もしくはこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯をいう。 |
高齢者世話付住宅 |
高齢者(60歳以上)が地域の中で自立して安全かつ快適な生活を営むことができるように配慮された公的賃貸住宅をいう。
住宅は、トイレ、浴室等を高齢者の身体状況を考慮した構造とし、緊急通報システムを設置するなど安全面での配慮を行うとともに、生活相談・団らん室を設けるなどの工夫がなされている。
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高齢者総合人材
センター
(シルバー110番) |
いわゆるシルバー110番といわれるもので、高齢者及びその家族が抱える各種の心配ごと、悩みごとを解決するため各種情報を収集、整理し、電話相談、面接相談に応じるほか、福祉機器の展示等も行っている。
各都道府県に1か所設置されており、プッシュホンで「#8080(ハレバレ)」を押せば地域のセンターにつながるようになっている。 |
コーディネーター |
仕事の流れを円滑にする調整者のこと。社会福祉の援助において、他の職種とのチームワークが不可欠であるが、その際にその人たちとの調整をする。 |
コミュニティ |
居住地域を同じくする共同体のこと。通常、地域社会と訳される。 |
コミュニティワーカー |
社会福祉に関する専門的知識を有し、地域援助技術等を活用して、地域援助に当たる専門職者。その業務は、住民参加による地域組織化活動や地域間での連絡・調整、住民への福祉教育など地域援助に係る種々の活動がある。
具体的な職種としては社会福祉協議会の地域福祉活動指導員・専門員など。 |
ゴールドプラン |
21世紀の高齢化社会を国民が健康で生きがいをもち安心して生涯を過ごせる社会としていくため、高齢者の保健福祉の分野における公共サービスの基盤整備を図ることとし、1989年(平成元年)12月に厚生・
大蔵・自治3大臣の下で策定された高齢者保健福祉10ヶ年戦略。
1994年(平成 6)にゴールド-プランを見直した新ゴールドプランが策定される。 |
ゴールドプラン21 |
「今後5ヶ年間の高齢者保健福祉施策の方向」のこと。
介護保険制度が始まる2000年(平成 12)4月から5ヶ年間の介護サービス基盤整備などを盛り込んだ高齢者保健福祉計画。
@活力ある高齢者像の構築
A高齢者の尊厳の確保
B支え合う地域社会の形成
C利用者から信頼される介護サービスの確立
の四つの柱を基本的な目標として掲げる。
介護サービスの基盤整備と生活支援対策などが位置付けられ、
新ゴールドプランには盛り込まれていなかったグループホームの整備を具体的な施策として掲げている。 |
コンチネンス |
英語で「節制」「自制」の意味。「失禁を克服する」という意味でも使われる。 |