口腔ケアの目的と方法などを紹介しています。
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介護方法 口腔ケア

◆口腔ケアの目的
口腔内に食べ物が残っているとどうなるでしょうか?
残渣物は栄養があります。また口腔内は適度な湿度と温度があるため細菌繁殖に適した場所です。
毎食後、口腔ケアをしていただく(介助する)ことで、以下のことができます。

口腔内が綺麗になり、気分が爽快になります。
口腔内が清潔になり、歯槽膿漏など口腔疾患の予防になります。
血液循環や唾液の分泌を促進して、口腔内の自浄作用を活発にします。
QOLの向上を促します。
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◆口腔ケアの準備

口腔ケアを始めるに当たって、その人に合わせた道具を用意しましょう。

・歯ブラシ
薬局などに売っている普通の物でも構いませんが、介護用としてはブラシのやわらいモノ・細いモノが適しています。

・コップ
プラスティック製の軽く、取っ手がついている物がいいです。

・ガーグルベース
洗面所で口腔ケアのできない人のために、うがいした水を受けうモノです。顔の形に合わせてコッヘル型をしています。

・洗浄綿
使い道はいろいろなのですが、ここでは自分の唾液で咽てしまう人に使います。最後に口の中を拭いて余計な水分を取ります。

・トゥスエッチ
先にスポンジのついてる物で、口腔の奥に残った食べ物をとったり、歯の裏側を綺麗にする時に使います。主に歯ブラシが使えない方・総入歯の方に使います。

・歯間ブラシ
歯と歯の間に隙間のある方やモノが詰まってる時に使います。
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◆口腔ケアの方法
口腔ケアを紹介しますが、その人に合わせた介助で、意思を尊重しながら行ってください。


洗面所で声掛け・見守り   座位で半介助   座位で全介助
ベット上で全介助


洗面所で声掛け・見守り)
認知症などで次にすることがわからなくなったときなど、上手に声掛けしながら歯磨きを促す。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(座位で半介助)
@ 手の届くところに必要な道具を置く。
A うがいをしていただく。
B ガーグルベースを顎の下に当てる。→介護者
C 水を吐き出していただく。
D 歯ブラシで歯を磨いていただく。
E 磨き足りない時は介護者が声がけをして磨く。
F ABを繰り返す。
*総入歯の人はうがいのみ。
*咽のある人は最後に洗浄綿で口腔内を拭いてください

*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(座位で全介助)
@ 手の届くところに必要な道具を置く。
A 口を開けていただき、トゥスエッチで口腔の奥から残渣物を掬い取る。
B トゥスエッチで歯を磨く。汚れがひどいときは歯ブラシを併用する。
C 洗浄綿で口腔内を拭く。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(ベット上で全介助)
@ 健側を下にして側臥位にする。
A 寝具・衣類を汚さぬように首元にタオルを敷く。
B 水呑みでうがい水を入れる。
C うがいをしていただく。
D その人にあった道具で口腔内を綺麗にする。
E BCを繰り返す。
F 口腔内に残渣物がないか余分な水分が残ってないか確認をする。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

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