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体位交換の注意点・方法などを紹介しています。
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介護方法 体位交換

◆体位交換の目的と注意点
寝たきりが増えると、褥瘡や拘縮など体に様々な弊害が出てきます。
それらを予防するのと安楽な体位を保つのが目的です。

安楽な体位は気持ちも楽にします。
体位交換は褥瘡を防ぎます。
体位交換は拘縮を防ぎます。
体位交換は血行障害・感覚麻痺を防ぎます。
体位交換は静脈血栓症や浮腫を防ぎます。
体位交換によって内臓の動きがよくなります。

体位交換は無理にしたりすると関係ないところに力が加わったり、介護者に変な力が入ったりします。
体位交換は、以下の点に注意を払って安全に行ってください。

できるだけご自分で動いてもらう。
声を掛けて介助する。
介護者は腰などに無理な力が入らないようにする。
麻痺側が下になる体位交換は、長い時間しない。

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◆体位交換の説明と方法

体位交換はベットで過ごす方々には、大事なことです。
着衣交換や清拭、オムツ交換などの時にも側臥位、仰臥位になります。
ここでは、体位の説明と要介護者と介護者に負担のならない体位交換の仕方を紹介します。
しかし、これらが絶対!正しいということはありません。
その人に合わせた方法で意思を尊重しながら行ってください。

体位の種類
(仰臥位/仰向けの状態)
顔は上に向いて、顎を突きでさないようにします。
手足は自然な感じに置きます。
片麻痺がある場合は、麻痺側の下にクッションなどを置きます。
手足が浮腫まないように、なるべく心臓より少し高くします。

(腹臥位/うつ伏せの状態)

顔は横に向きます。
手足は自然に置きます。

(座位/椅子やベットに座った状態)
手足を自然な状態にします。
足が床につくようにします。
椅子の時は座り位置が、浅すぎたり深すぎたりしない。
ベットの横に座る(端座位)とき、安定しなければ支えます。。

(立位/立った状態)
足を少し開くと安定します。
手を自然に下ろします。
介助が必要な時は、腰を支える、後ろから腕を回す、向かい合って腕を回すのいずれかで支える。

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体位交換の方法

仰臥位から側臥位 仰臥位で左右に移動 仰臥位で上方に移動
側臥位から座位 仰臥位から座位


仰臥位から側臥位
@ 顔を横になる方向に向けていただく。
A 腕を胸の上で組んでいただく。
B 膝を立てていただく。(膝が立たないときは横にならない方の足を乗せて組む)
C 横を向いていただく。肩と腰をゆっくり押して介助する。→介護者
D 腰を引いていただく。
E 必要に応じてクッションやタオルを背中や足に当てる。→介護者
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(仰臥位で左右に移動)
@ 腕を胸の上で組んでいただく。
A 膝を立てていただく。
B 枕と首の間から手を入れて、肩を軽く掴む。→介護者
C もう片方の手を腰の下に通し、腰を軽く持つ。→介護者
D ベットの側面に膝を当てて支点とする。しゃがみこむように腰を下ろしながら、体重移動を利用して要介護者を引き寄せる。→介護者
E 両腕を抜く。→介護者
F 足を伸ばしていただく。
G 腰と両足の下に腕を通し、Dの要領で引き寄せる。→介護者
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

体重のある方や体の大きな人の場合は無理をせずに、次の方法を試してみてください。
@ ベットに上がり、要介護者を跨いで立つ。→介護者
A 脇の下から手を入れて、肩の下に回す。→介護者
B 腕を介護者の首に回していただく。
C 軽く持ち上げ水平移動をして、上半身を移動する。→介護者
D 膝を立てていただく。
E 腰の下に手をいれる。→介護者
F 軽く持ち上げ水平移動をして、下半身を移動する。→介護者
G 無理にしないで、数回に分けて行う。→介護者
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(仰臥位で上方に移動)
@ 膝を立てていただく。→介護者
A 頭の方に立ち、両腕を肩の下から通し脇の下を持つ。(肩の弱い肩はズボンのウエスト部分を持つ)
B 膝をベットの硬い部分に当て支点にし、上半身の体重移動で要介護者の体を引っ張りあげる。この時、要介護者にベットをけるような感じで膝を伸ばしていただけるとスムーズに移動できます。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

体重のある方や体の大きな人の場合は無理をせずに、次の方法を試してみてください。
@ ベットに上がり、要介護者を跨いで立つ。→介護者
A 脇の下から手を入れて、肩の下に回す。→介護者
B 腕を介護者の首に回していただく。
C 膝を立てていただく。
D 軽く持ち上げ体全体を上に移動する。→介護者
E この時、要介護者にベットをけるような感じで膝を伸ばしていただけるとスムーズに移動できます。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

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(側臥位から端座位)
@ あらかじめ端座位になる方へ側臥位になっていただく。(少し、降りる方によっておくといいです)
A 下側の腕を突っ張れるように前へ出していただく。。
B 肘を布団に押し付けるようにして上体を起こしていただく。
C 背中に手を当て介助する。→要介護者
D 背中を支えながら少しずつ両足を移動する。→介護者
E ベットの横に座る。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

(仰臥位から座位)
@ あらかじめ端座位になるほうに移動していただく。
A 膝を立てていただく。
B 首に両腕を回していただく。
C 要介護者の頭に近い腕を肩に回す。
D 片方の手を抱きかかえるように背中に回す。
E 上体を起こす。
F 背中に回した手を離し、要介護者の膝を抱える込むように回す。
G 足を上げ、臀部を支点にゆっくり回転する。
H 足を下ろし座位を安定させる。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

体重のある方や体の大きな人の場合は無理をせずに、次の方法を試してみてください。
@ 膝から下の両足をベットから下ろす。
A 要介護者の両足の間に片足を入れる。
B 首に手を回す。
C 腰を下ろす勢いで、要介助者の上体を起こす。
D 背中を支え、座位を安定させる。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。

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