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◆清拭の目的と注意点
体調不良などで入浴できないとき全身清拭をすることで、身体の清潔を保つことができます。
手浴、足浴(部分浴)は清潔効果のほかに気持ちを落ち着かせる効果があるので、マメにするのも良いです。
(全身清拭の注意点)
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排泄をできるだけしておく。(おむつをしてる方はこの限りではありません) |
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空腹満腹時(食事の1時間前後)は避けること。 |
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室温はは22〜26℃に保ち、すきま風が入らないようにする。(できれば日中の暖かい時間帯に行う。) |
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安楽で安定した体位で行います。 |
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手早く行うために必要な物を使いやすく配置する。 |
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短時間(20分くらい)で手早くすませるようにする。 |
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お湯、タオルが熱くならないようにする。 |
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◆清拭の順序と方法
手浴
(用意するもの)
洗面器などの桶、ぬるま湯(32〜35℃くらい)、指し湯(35℃〜)、防水シート(ないときは大き目の袋など)、タオル、石鹸や清拭剤
(座位で手浴)
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テーブルに防水シートを引き、ぬるま湯をセットする。 |
A |
手をしばらく浸していただく。 |
B |
石鹸をつけて手を洗っていただく。 |
C |
麻痺がある方の手は、介護者が声掛けし介助する。 |
D |
お湯を替える。 |
E |
石鹸を綺麗に洗い流していただく。 |
F |
タオルで手を拭いていただく。 |
G |
麻痺がある方は、充分に拭けない場合があります。必要に応じて、介助する。 |
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*清拭剤は流し落とす必要のないものがあるので便利です。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。 |
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(ベット上で手浴)
@ |
側臥位になっていただく。 |
A |
ベット上に防水シートを敷き、ぬるま湯をセットする。 |
B |
上になってる手をしばらく浸していただく。 |
C |
石鹸をつけて手を洗っていただく。 |
D |
充分に洗えない時は、声掛けして介助する。 |
E |
お湯を替える。 |
F |
石鹸を綺麗に洗い流していただく。 |
G |
充分に洗え落とせない時は、声掛けして介助する。 |
H |
タオルで手を拭く。 |
I |
反対側を向いていただき、@からを繰り返す。 |
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*清拭剤は流し落とす必要のないものがあるので便利です。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。 |
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足浴
(用意するもの)
足の入る桶、ぬるま湯(32〜35℃くらい)、指し湯(35℃〜)、防水シート(ないときは大き目の袋など)、タオル、石鹸や清拭剤
(座位で足浴)
@ |
足元に防水シートを引き、ぬるま湯をセットする。 |
A |
足をしばらく浸していただく。 |
B |
足に石鹸をつけて洗う。この時、、指の股を綺麗に洗う。 |
C |
お湯を替える。 |
D |
石鹸を綺麗に洗い流す。 |
E |
タオルで足を拭く。この時、足の股をよく乾燥させる。 |
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*清拭剤は流し落とす必要のないものがあるので便利です。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。 |
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(ベット上で足浴)
@ |
仰臥位になり膝を立てていただく。 |
A |
足元に防水シートを引き、ぬるま湯をセットする。 |
B |
足をしばらく浸す。 |
C |
足に石鹸をつけて洗う。この時、、指の股を綺麗に洗う。 |
D |
お湯を替える。 |
E |
石鹸を綺麗に洗い流す。 |
F |
タオルで足を拭く。この時、足の股をよく乾燥させる。 |
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*清拭剤は流し落とす必要のないものがあるので便利です。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。 |
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全身清拭
(用意するもの)
洗面器などの桶2個、お湯(50〜55℃くらい)、指し湯(50℃〜)、防水シート(ないときは大き目の袋など)、清拭用タオル4〜5枚、バスタオル1枚、清拭剤
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洗面器1つにお湯と清拭剤を入れる。 |
A |
顔を拭く。
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B |
上半身の服を脱がす。 |
C |
首を中心から外に拭く。 |
D |
手、指を拭く。次に腕を手から肩に向けて拭く。 |
E |
手を上げて脇の下を拭く。 |
F |
胸部〜腹部を拭く。
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G |
側臥位にする。(拭き足りない時は、逆側にも向いてもらう) |
H |
背中を拭く。
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I |
上半身の服を着せる。 |
J |
下半身の服を脱がす。(この時、臀部下にタオルかフラットシートを敷くと寝具を汚すことがありません) |
K |
足先と指を拭く。次に足首から腿にむかって拭く。膝の裏は、円を描くように拭く。 |
L |
側臥位にする。(拭き足りない時は、逆側にも向いてもらう) |
M |
臀部を拭く。
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N |
仰臥位にして、両膝を立てる。 |
O |
陰部を拭く。
(男性の場合)
1)陰茎を持ち、包皮の中と亀頭を拭く。
2)陰のう・陰茎を拭く。
3)性器を持ち上げ、肛門周りを拭く。
(女性の場合)
大陰唇を指で軽く開き、丁寧に軽く拭く。
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P |
下半身の服を着せる。 |
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*お湯がぬるくなったら指し湯をしてください。
*タオルが冷えてきたり汚れてきたら洗うか交換してください。
*肌が露出しないようにバスタオルで保温しながら行ってください。
*ほんの一例です。その人に合わせた方法で意思を尊重して介助してください。
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